このたびは本ホームページにようこそお越しくださいました。
内視鏡専門医 松浦 広でございます。
皆様の中には、すでに懇意にさせていただいている方もいらっしゃると思いますが、まだ一度もお目にかかっていない方もいらっしゃるかと思います。
そこで、"私が医師として何を使命として日々の診療をしているのか、現在何を目指しているのかを私の経歴を交えてお話したいと思います。
私は医学部在学中から、何をおいてもまず、救急救命が大事であろうと考えており、卒業後は迷わず救急指定病院での研修を始めました。
実際現場には、こん睡状態の患者、心肺停止の患者、痙攣のおさまらない患者、吐血している患者、事故で大怪我をしている患者・・・重篤な方が次から次へと救急車で運ばれ、病院はまさに戦場そのものでした。
救急医療は時間との戦い。食事も睡眠もそこそこで働きました。
その甲斐あって、命をつないだ患者が笑顔で退院されていく時には、日々の疲れも一瞬にして吹き飛んでしまうほど・・・。
救急医療の重要性を肌で実感することができました。
しかし、同時に救急医療はとても厳しいもので、どんなにがんばっても、どんなに医療施設が整っていても救えない命もあるという現実も認識させられました。
消化器内科を専門としてからは、急性疾患はもとより、
慢性疾患や難病、がんと闘う患者と共に歩む日々が主となりました。
多くの出会いの中では、手術でもとりきれない、抗がん剤治療もむずかしい・・・そんな手遅れの状態でがんが見つかることも少なからずありました。
そんな時いつも『もう少し早い時期に見つかりさえすれば完全に治ることも可能なのに・・・』と本当に残念に思われました。
そんな苦い経験を繰り返していくうちに『手遅れになる前の早い段階での診断が重要!』と私なりに一つの結論に達しました。
そういう訳で、私は救急医療に携わると同時に、当時はまだ発展途上にあった内視鏡検査に未来の可能性を感じ、日夜、切磋琢磨し全力を注いできました。
そして現在は『安全で、苦痛の少ない、精度の高い内視鏡検査の提供』を基本理念として、現場の診療と後輩の育成を推し進めています。
1996年にはJICA国際協力でベトナムのチョウライ病院に内視鏡指導に招かれました。 また、2001年には技術を駆使した痛みの少ない大腸内視鏡挿入法を考案し、学会で公開した折には多くの内視鏡医に称賛をいただきました。
2007年からはもっと多くの方に内視鏡検査を提供できるように内視鏡専門医として独立し、多施設で内視鏡検査を実践することとしました。
わが国では胃がん、大腸がんが非常に多く、今では全国的に広まった内視鏡検査によるがん検診が、早期診断に絶大な威力を発揮しています。
万が一、病気にかかったのであれば早期診断が本当に大切です。 その早期診断に私の内視鏡検査が少しでもお役に立つことができれば幸いであると思い、日々精進しております。 |